ウォーターサーバーの機能
2017/02/20
ウォーターサーバーは、美味しい水を出すだけではありません。便利な機能が色々と搭載されています。
あると便利なウォーターサーバーの機能を4つにまとめました。
チャイルドロック機能
小さい子どもがいるご家庭や、企業でウォーターサーバーを導入するという時におすすめしたいのが「チャイルドロック機能」です。
消費者庁には、「子供がウォーターサーバーを勝手に触ってしまい、お湯が出て火傷してしまった」といったトラブルも寄せられていますから、温水機能がついたウォーターサーバーの場合はチャイルドロック機能があると安心です。経済産業省も「1歳以下の力でお湯が出ない設計」のウォーターサーバーを推奨しています。
チャイルドロック機能と一口に言っても、ボタンを長押しするもの、コックレバーを複雑に操作するもの、2つ以上のボタンを押すものなど操作方法は様々。
操作が複雑だと不便に感じるかもしれませんが、子供がロックを解除してしまうリスクが少ないです。反対にワンタッチのチャイルドロックだと大人は使いやすいですが、子供がロックを解除してしまうという心配があります。
どのレベルのチャイルドロックが必要かを考えた上で、ウォーターサーバーの機能を絞り込んでいくと良いかもしれません。
自動洗浄機能
ウォーターサーバーのボトルの装着部分や注ぎ口、受け皿は目に見える部分なのでササッと拭くだけでお手入れできます。でも、サーバー内部の目に見えない部分はセルフメンテナンスでお手入れすることができません。
1~2年に1回メーカーがメンテナンスしてくれるところもありますが、衛生面が心配だという人は多いと思います。
衛生面が心配だという人に最適なのが、「自動洗浄機能」付きサーバーです。クリーニング機能、洗浄機能といった呼び方をすることもあります。
この機能がついているとウォーターサーバー内部のサビ予防や、カビ・雑菌の繁殖を防ぐことができます。雑菌が繁殖すると水の味が一気に悪くなるので、味にこだわりたい人にも自動洗浄機能はおすすめです。
自動洗浄機能には「24時間常に自動洗浄するタイプ」と、「その都度メンテナンスボタンを押して洗浄するタイプ」の2つがあります。
深夜の電気代が安いプランで電力会社と契約している人は、「その都度メンテナンスボタンを押すタイプ」がおすすめ。電気代の安い深夜に自動洗浄すれば、電気代を抑えることができます。
ライフスタイルや、使用頻度に合わせて洗浄機能のタイプを選びましょう。
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オトクな節電機能
ウォーターサーバー1台あたりの電気代は、1か月で1000円~2000円ほど。
「ちょっと高いな~」と思う人もいるかもしれませんが、これはサーバーをフル稼働した場合。ウォーターサーバーの種類や使い方次第で、電気代はもっと節約できます。
電気代を節約したい人におすすめなのが、節電機能がついた省エネタイプのウォーターサーバーです。
ウォーターサーバーには、使用頻度の少ない夜間の運転を控える機能、お湯の温度設定機能、冷水・温水と常温水の切り替えができる機能など様々なものがあります。
必要な節電機能は、使用する時間帯や使用量によっても変わります。
24時間自動でエコ運転してくれるウォーターサーバーもありますが、いざ使おうと思った時にお湯の温度が上がりきっていなかったりすると、困っちゃいますよね。
賢く節電するためのポイントは、「どんな節電機能が必要か」をライフスタイルに照らし合わせて考えることです。
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常温水・冷水・温水
ウォーターサーバーで供給できる水には、常温水・冷水・温水の3種類があります。それぞれどんなメリットがあるのかをまとめました。
温水
温水が使えると、いちいちポットでお湯を沸かす必要がありません。話題の白湯ダイエットも手軽にできちゃいます。
特に、赤ちゃんがいる家庭は温水機能付きのサーバーが便利です。
赤ちゃんの粉ミルクには水道水をそのまま使えないので、水道水を一旦沸かして適温に冷まさなければいけません。日中ならいいですが、深夜に粉ミルクを作るのは大変ですよね。
ウォーターサーバーがあれば粉ミルクにちょうどいい温度の水が出てくるので、ママの負担を大幅に減らすことができます。
会社の福利厚生や、企業のお客様サービスの一環としても温水機能付きサーバーはおすすめです。
ドリップ式のコーヒーやティーバッグ式の紅茶を置いておけば、ワンタッチで温かい飲み物が楽しめます。「冷たい飲み物は避けている」という健康志向の人も多いので、冷水・温水の両方が使えるサーバーは大勢の人が集まる場所で重宝します。
ちなみに温水のみ使えるというウォーターサーバーはほとんどありません。たいていは冷水・温水がセットです。
でも、温水機能がついていると、お湯を沸かしたり保温したりとサーバー本体がフル稼働するので電気代は高くなりがち。使用が少ない深夜の時間帯は稼働を抑えたり、保温する際の温度を調節できるようなウォーターサーバーを選んで賢く電気代を節約したいところです。
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冷水
お風呂上りや、夏場は冷たい水があるといいですよね。美味しい水が飲めれば、冷たい清涼飲料水やビールに手が伸びにくくなってダイエットにも効果的です。
冷水だけのウォーターサーバーを使うメリットは、電気代を抑えられること。冷水機能のみウォーターサーバーなら、冷水・温水の両方を使用するサーバーの半分以下の電気代で済むこともあります。
また、稼働音も静かです。温水機能があるとお湯を沸かして保温しなければいけないので、ブーンという稼働音がうるさいと感じてしまう人もいます。
冷水機能のみのウォーターサーバーなら、稼働中の音も抑えられるので静かな場所に置いても気になりません。ワンルームなど狭い部屋や寝室に置く場合は、生活の邪魔にならない静かなサーバーの種類を選びたいですね。
冷水・温水でワンセットになっているウォーターサーバーの場合、温水機能だけを止めるということは基本的にNG。温水機能が必要なくて冷水だけ使えればいいというのであれば、冷水機能のみのウォーターサーバーを選ぶ必要があります。
常温水
健康のことを考えて「常温水」を飲んでいるという人は多いかもしれません。冷水と違って内臓を冷やさないので、身体の代謝アップにも効果的です。
常温水が使えるウォーターサーバーには、電気を使用するタイプと電気がいらないタイプの2種類があります。
電気を使用しないタイプの場合は、当然ながら電気代は0です。
でも、夏場など暑い時期には雑菌が繁殖してしまう可能性があります。夏場は3日以内、冬場でも3~4日以内で飲みきらないといけないので、水の消費量が少ない場合には不向きです。
電気を使用するタイプの場合、冷水・温水機能に加えて、常温水モードが搭載されていることが多いです。
温水や冷水と違って温度を維持する必要がないので、電気代が大幅に節約できるのがメリットです。温水や冷水もボタン一つで切り替えられるので、冬は温水、夏場は冷水と賢く使い分けている人もいます。